Vol.2 バート・メルゲントハイム観光 ~疲れを癒す温泉療養地~

Vol.2 バート・メルゲントハイム観光 ~疲れを癒す温泉療養地~

ロマンティック街道の都市を北から順にガイドマップ片手に回ってみました。
Vol.2 バート・メルゲントハイム観光です。

ロマンティック街道内では知名度の低めな街です。どうなるんでしょうか。
ロマンティック街道の第二弾~♪♪

バート・メルゲントハイム

アルプスの少女ハイジに登場するクララがスイスのハイジを訪れる前に療養地として滞在した場所ではないかと思います。たしかハイジがクララまだかなー?と待っていてクララが来るまでに時間がかかるなぁ、と不満気におじいさんに伝えると、クララが来るためには必要なことなんだよ、と諭していました。

と思いましたがクララが療養に訪れたのはバート・ラガッツ。バートまではあっていましたw

バートラガッツとはスイスの東の端、オーストリアの国境付近にある小さな町。物語の中ではラガッツ温泉と紹介されています。温泉は、日本のような露天風呂ではなく、どちらかというと健康ランドのような温泉だそう!
バート・ラガッツでは13世紀に近くの峡谷で温泉が発見され、病気や怪我、疲労回復に効果のあるミネラルを豊富に含んでおり、若い方や年配の方まで、多くの方が訪れる

どちらの街もバートという文字がついて似ています。それもそのはず、バート(Bad)はBath、つまり浴槽の意味があるのですね。だからどちらも温泉療養地なのだと納得しました。

街の名前の由来がちょっとわかったところで見所案内に続きます。

観光名所

1.市民の憩いの場、クアパーク
2.ロマンあふれるドイツ騎士団城
3.かの有名な、ベートーヴェンハウス

◇クアパーク

市民の憩いの場となる公園。公園内には源泉を飲める治療施設、カフェなどの建物、噴水などがあります。源泉は消化器疾患などに効果があるそう。水着で温浴が楽しめる施設もあり療養地として充実しています。

クアパーク、市民の憩いの場所として栄える

クアパークはなんといっても the ロマンティック街道のお家、といってもいいほど可愛らしい家が目印。絵本で見たような西洋の可愛いおうち。
白いペイントに赤い模様が映えますね。

◇ドイツ騎士団

1526年から1809年までドイツ騎士団の本部があった。ロマネスク様式やロココ調の建築としても一軒の価値があります。

ドイツ騎士団

騎士団の紋章がかっこいい。
ハリーポッターを彷彿とさせます。

◇ベートヴェンハウス

ベートーヴェンはドイツ騎士団総長の宮廷楽団のヴィオラ奏者として迎えられ、1791年に移住した。この時ベートーヴェンはまだ無名だった。翌年の1792年にウィーンに移住し成功者としての道を切り開いていきます。このベートヴェンハウスは現在1階部分が化粧品店となっていて、内部の見学はできず、外観のみ見学自由となっています。残念です。

あまり情報がなかったバート・メルゲントハイム。それでもせっかくのロマンティック街道、制覇したい!と訪れてみました。
それでは、さくっと次の街へ。
次も南下して、ロマンティック街道で1番栄えている街で中世からそのままの雰囲気を保つ大人気の街、ローテンブルクへ♪

次回はコチラ↓
【Vol.3 ローテンブルク観光 ~壁の中をぐるっと歩く?!城壁の街~】