ルフトハンザ、関西空港~ドイツ・ミュンヘン線を開始。いつ?フランクフルトは?

ルフトハンザ、関西空港~ドイツ・ミュンヘン線を開始。いつ?フランクフルトは?

ドイツ⇔関西空港は、今まではフランクフルト空港を経由する必要がありました。それがミュンヘン空港に変更?! 詳細は?

ドイツに住んでいる日本人の方もたまには日本が恋しくなったり食料調達のためだったりと帰国する人も多いはず。
関西からドイツに旅行という方も今までとは使う空港がチェンジ。

2019年3月末、この春からルフトハンザ航空が変わります!

関西空港利用者はミュンヘン空港経由に

現在運航している関西国際空港~フランクフルト線は、3月31日(日本発は4月1日)から関西国際空港~ミュンヘン線になります。
つまりフランクフルト周辺に住んでいた人はフランクフルト~関西空港にすぐ行けたのですが、
3月31日からは直行便がなくなり、ミュンヘン空港を経由しなければいけなくなりました。

また、ドイツの他の街に住んでいる人も関西空港にいくならフランクフルト空港ではなくミュンヘン空港を経由することになります。

ルフトハンザ ドイツ航空「関西国際空港~ミュンヘン空港線」概要

日程:2019年3月31日~(日本発は4月1日~)

LH743便  関空(09時30分)発~ミュンヘン(14時20分)着、毎日運航
LH742便 ミュンヘン(12時15分)発~関空(翌06時20分)着、毎日運航

羽田or成田空港はフランクフルト空港、ミュンヘン空港どちらもあります

ドイツ⇔東京(羽田or成田)の場合はどちらも選べます。
フランクフルト空港を使うもよし、ミュンヘン空港を使うもよし。

ルフトハンザは今後はミュンヘン空港をアジア路線を中心とするハブ空港にする方針を発表しています。

ルフトハンザ グループの日本・韓国支社長を務めるドナルド・ブンケンブルク氏は、
「2019年夏期には最新のエアバス A350-900型機を使用して、大阪とミュンヘンを結ぶノンストップ便を運航できることを大変うれしく思います。

5つ星の評価を受けたミュンヘン空港は、近代的な利便性を備えており、乗り継ぎにも便利なヨーロッパへの優れた玄関口です。特にアジアに焦点をあてたハブ空港としての役割を果たしていきます。使用機材となるA350-900型機は、真に最新鋭の長距離路線機材であり、乗客の皆さまにとっての快適さと環境の両方に配慮した最も先進的な飛行機です。関西路線に最高の機材を投入することは、この市場への私どもの強いコミットメントを示しています」
とコメントしています。
引用元:トラベルwatch

フランクフルト空港もミュンヘン空港もどちらもヨーロッパのハブ空港として有名です。
今のところはフランクフルト空港の方が規模が大きいですがこれからはミュンヘン空港は更に充実していきそうです。

 

関空とドイツを結ぶ機材:A350-900は何がいいの?

飛行機はいろいろな型番があります。
ニュースを見ていると“機材○○を使用し、就航が始まります”などと書かれていますが「結局何が違うの?」と型番だけ言われてもあまりピンとこない人が多いはず。

今回は結論からいうと、新しい機材は静かになりました!!!

燃費効率もよくなったそうなのですが、そこは価格にあらわれないので何とも言えないです。
その分、飛行機チケットか燃料サーチャージが安くなれば嬉しいのですが、多分ならないですよね~。

エアバス A350-900型機はこれまで運航していたA340型機と比較して、ジェット燃料(ケロシン)の消費量と二酸化炭素排出量を約25%削減。
騒音レベルも約50%低減しています。
「これから搭乗される皆さんも、この静粛性の素晴らしさをお分かりいただけると思います」と新型機の性能を紹介した。
引用元:travel watch

騒音レベルが50%OFF!
本当に疲れているときって荷物を置いて座席に座るとすぐにウトウトし始めちゃいませんか?
乗り継ぎ便の人のために予定よりも飛行機の出発が遅くなって
機内の中で待つこともありますよね。

それでウトウト寝かけていたのに、出発するときの轟音で目が覚めたことって経験ありませんか?

ウトウト・・・・・・zzZ
眠い 飛行機にて

飛行機が出発「グオオオオオオオオオオオオオオ」

!!!!!!
飛行機の出発音がうるさい

って感じで目が覚めます。
うるさいです。

騒音が半分に、と考えると結構変わる予感がします。
ただし、ちょっと正確じゃないです。

現在、関空⇔フランクフルト空港はボーイング747-400型機で運航。
本来なら現在運航しているボーイング747-400型機と3月から使われるエアバス A350-900型機を比較するべきですよね。

騒音のレベルの数値が見つからず正確な比較はできないですが
ボーイング747-400型機は古い機体です。
1984年9月に開発計画が発表、最初に発注されたのは1985年10月。

現在、ボーイング社では747-400型機の生産は終了しており747-8型に移行しています。
デルタ空港もボーイング747-400の使用を停止しました。

つまり
現在使用されている古いボーイング747-400型機→3月にエアバス A350-900型機となるので
騒音も低減しているはずです。

ブレーキも良くなっています

他にもブレーキの利きが良いそう。
航空管制官を務めた経験のある国土交通省 東京航空局 東京国際空港長 今込毅氏によると

「エアバス A350-900型機は離陸時の上昇性能が高く感じられ、着陸時のブレーキの利きがよく、管制官からしたら非常にありがたい機材」と新型機を称賛。
引用元:トラベル watch

乗る側の視点からすると滑走路を行き過ぎてしまう、オーバーランを防いだり
他の機体との接触を防いだり、ブレーキの利きが良いのは安全性があがっている気がします。

飛行機の事故は最近あまり聞かないですが安全性が上がるに越したことはないです。

羽田⇔ミュンヘン線の変更点

ファーストクラスが出来ました

この関空便の路線、機材変更に伴い、
現在エアバス A350-900型機で運航している羽田~ミュンヘン線はエアバス A340-600型機に変更し、ファーストクラスを設定します。

つまり羽田~ミュンヘン線は一つ前の機材に戻し、古くはなりますがファーストクラスを設定するということです。

最近のヨーロッパ線はファーストクラスがないものも登場したりとしていますが、こちらは新たにファーストクラスを作ります。

羽田⇔ミュンヘンは改悪

ただ羽田⇔ミュンヘンでエコノミークラスを利用する大半の人にとっては機材が一つ古くなり、騒音が大きいA340型になります。
改悪
です。

まとめ

現在ルフトハンザ航空を利用した羽田or成田空港⇔ドイツの場合はミュンヘン空港かフランクフルト空港かですが、
関西空港はミュンヘン空港利用となります。

2019年3月31日(日本発は4月1日)から現在運航している関西国際空港~フランクフルト線が、関西国際空港~ミュンヘン線に変わります。
フランクフルト空港をどうしても利用したい方はフランクフルト空港→ミュンヘン空港→関西国際空港とすることもできますが、総合的にかかる時間を考えるとできるだけ乗り換え回数を減らした方が楽です。

フランクフルト近辺在住者の関西空港利用者にとっては乗り換えが増えて面倒になってしまいました。