ドイツのスーパーでの注意点9選。ドイツのスーパーから出られない?!

ドイツのスーパーでの注意点9選。ドイツのスーパーから出られない?!

スーパーなんてどこも一緒。行けばわかるでしょ。
そんな私が最初にぶつかった壁……えっ? 出口がない?!

出口はどこ?

その悲劇は突然起こった。
スーパーの出口が見つからない…
いや、ばかな。
「あなたどこから入ったの?入り口があるでしょ?」
そんな風に思った人もいるでしょう。

違うのです。
入り口は確かにありますが、入り口からは出られないようになっているのです。
日本のように左右に開閉する自動ドアではなく、いわば日本の駅の改札のようなゲートがあるのみ
入るときは人の流れに乗っていたため気付きませんが
実はこのゲート、反対側から見ると一方通行のマークがあって出るのを禁止するマークがついているのです。

さぁこの場合、どうやってスーパーからでるかわかりますか?

 

(↓気になる解答は・・・)

 

 

→答えはレジの列の横から出ていく、でした。

例えばちょっとお買い物をしようとスーパーに行ったけれども欲しい物がなかった、
そんなときは商品を買いたい人が並んでいる会計に向かいます。
そして、その会計をしている人の隣から列を追い抜くように会計を抜け
外に出るのです。

確かに、スーパーに行ったら何か買うべきなのかもしれませんが、
いいな、と思わなければ買う必要はもちろんありません。

そんなときは会計の横からする抜けるように外に出れます。
すーっとで出入り口から出入りすることに慣れているとこういった外への出方が少し恥ずかしく感じます。

店内に入る前にカートを入手

さきほど行った通り一度店内に入ると入り口からは戻れないのでカートが欲しくなってもすぐには戻れません。
カートが必要であれば店内に入る前にGetする必要があります。

また、ドイツのカートは大体1€か2€コインをいれることでカートの連結部が外れカートが動かせるようになります。
このコインはカートを返却するときに帰ってくるのですが
コインがないとカートを使えないので常にカート用のコインとして1€か2€は残しておくようにしましょう。

野菜は基本的に量り売り

一束、1個当たり●●円、と決まっているもの

1kg当たり●●円と決まっているもの

計、2種類あります。

つまり、野菜を買いたいと思ったときは
価格表をよく見て一個あたりの値段なのか、kg 当たりなのかを確認します。
kg当たりの価格の場合は
スーパー内部にあるはかりに乗せて野菜の価格を調べ、バーコードを発行し野菜に張り付けなければなりません。

レジ袋はいつも有料

エコ大国ドイツではレジ袋は有料です。

レジの横や下などに袋を持っていない人用のビニール袋や紙袋が置いてありますが、
どれも30€~。

お買い物をするときには買い物バッグを持っていくといいと思います。

レジでは後ろの人の商品数を確認

ドイツでは後ろの人の購入数が明らかに少ないときは順番を譲ることがある、という文化があります。
確かに、レジで自分は1,2つしか買わないのに前の人が大量に買っていると
待たなければいけませんよね。

ドイツ人は待つことが嫌い。
だからなのか、量が少ないときは譲り合いの精神があるようです。
でも、これは決まったルールではなくある種のマナーのようなものでやってない人ももちろんいます。

私は2度ほど順番を譲っている姿を見たことがあります。

レジの人とは挨拶をする

日本ではいらっしゃいませーと声をかけられても無言で会計するのが普通ですが
ドイツでは「Hello」と言われたら「Hello」と言い返すところからレジが始まります。

また、お会計のあとに
良い一日を! といわれるので「あなたもね」や「ありがとう」など何か言葉を返す文化があります。

レジという短い時間であってもコミュニケーションをとるようです。

ですが、たまにレジで働いている従業員同士でおしゃべりをしながらレジの仕事をしている人もいます。
ほとんどこちらに目も合わせずおしゃべりに夢中。
ドイツのレジの仕事は座り仕事+好きにおしゃべりができる、と考えると
日本では立ち仕事で私語は厳禁、という風に違いを感じることができます。

ベルトコンベアに気を付けて

レジではベルトコンベア式になっており商品を置くと流れていくような感じになっています。

前後の人との区別をつけるために、仕切り棒がコンベアの上に置いてあるのでそれを使って
前の人、後ろの人との仕切りを自分で作ります。

また、ベルトコンベア式のため
商品をへんな風においてしまうと
商品が流れていくときに変に角にあたったり、どこかにぶつかって
中身が出てしまうことがあります。

私は過去、お米の袋がコンベアでちぎれてしまったようで
レジでお米が散らばってしまったことがあります。
お米や飲み物の箱買いなど、大きさがかなり大きいときはベルトコンベアに乗せず
カートのままで会計してもらうほうがいい場合もあります。

 

チップは払わない

スーパーではチップを払う必要はありません。
チップ文化のドイツですがレストランで運んでくれるなどのサービス料がかかるときにだけチップがかかります。

スーパーでは特にサービスを受けているわけではないので
チップがいらないという解釈になります。

営業時間に注意!!!

まず日曜日はやっていませんし、もちろん24時間営業なんてスーパーはありません。
基本的な営業時間は9時~19時、遅くて22時までです。

夜遅くまでやっているスーパーでも22時くらいまでなので飲み物や食べ物は計画的に買いましょう。

ガソリンスタンドに併設された小規模な小売店はあるものの、数も少ないですし
日本のようなコンビニは基本的にはないので
日曜日に何も食べるものがない!!! なんてことにならないようにしましょう。

ちなみにもし日曜日に何も食材がなかった場合は
レストランはやっているところがあるのでそちらに行くことで空腹は満たされます。