ドイツのバラ専門店&庭園へ!圧巻の品揃え!ADRのバラも購入。

ドイツのバラ専門店&庭園へ!圧巻の品揃え!ADRのバラも購入。

春です、バラの季節がやってきました。
フランクフルト郊外のRosenPark Drägerというバラ専門店にて購入してきました。

フランクフルトから車で約40分。

日差しも暖かく快晴が多く過ごしやすい季節です。
日本では育てるのが難しいといわれるバラですが
ドイツではどの町のどのご家庭の庭にもあるんじゃないかと思えるくらいよく見ます。

街並みに溶け込むバラがとっても綺麗でのバラの魅力に目覚め、
バラの専門店に行ってきました。

こちらはバラ専門のお花屋さんなのですが、
お花屋と同時にバラ庭園もあり、そちらも美しいのなんの。

早速ドイツのバラ専門店へ

入り口
まず入り口に入るとすぐバラが見えてきます。

 

看板
奥の方に見えるバラの看板

うきうきしながらバラの販売所の中へ
たくさんのバラが並んでいます。

道があり、その道の横の中に種類ごとのバラが販売されています。

奥に進むとさらに看板の種類も豊富に。

 

バラの販売もドイツ人らしく理路整然と区画分けがしてあり
探しやすいようになっています。

いろんなバラ

入り口から順番にBeetrose、それから左奥にはEdel rose(Hybrid Tee rose),
Historische rose,など看板に書かれているローズの種類。

日本でいう、
FL(フロリバンダ)のことをBeetrose,

HT(ハイブリッドティー)のことをEdel rose またはTee hybrid というようで、
エデンローズはStrauchroseの分類に入っていました。

こういった日本と外国との分類の違いもこれから勉強したいな、と思いつつ散策は続きます。

販売所は広さがあるので途中で休憩するスペースもあります

休憩するところ
手前のピンクのお花はボッティチェリ、右側はレオナルドダビンチ。

 

販売所の奥にはビニールハウスがありました

ビニールハウス

この中にも沢山のバラ。

 

販売所をぐるっとゆっくり一周しておよそ30分。

先にHPを見て下見をしていたのですがHP上に700以上のバラの品種。
こちらのお店にもかなーりのバラがあるように思います。
あまりに多くて迷ってしまうのでいったん休憩を挟みます。

 

バラの販売所のお隣にはバラの庭園も。
どのお花も綺麗なのでバラの庭園を見てイメージを膨らませることに。

まずは階段の上から見たバラ庭園の写真

バラ庭園
庭園左側

左側はラベンダーがバラの根元に植えられています。
コンパニオンプランツとして植えているのでしょうか。
紫色が緑に映えています。

バラ園
庭園右側

整備された美しい庭園という感じです。
小道があるので庭園の中を歩くこともできます。

小道の先には赤いバラと白いバラのアーチ。
庭園内のアーチ

こんなバラのアーチが庭にあったら素敵ですね!

真ん中の大通りにはこんなアーチも。

ドイツのお花屋さん

上までお花が伸びるのが待ち遠しいですね。

 

エデンローズ
エデンローズ

庭園にはいろんな種類のバラが植えてあります。

その中でもこちらはコロンとした形、白とピンクの調和が可愛い。
こちらはエデンローズというバラ。

こちらの庭園にあるバラの多くはバラの名前が見えるようになっているので
これいい! と思ったものをお隣の販売所ですぐに買えるのがいいです。

あんまり美しくて手入れが行き届いているので感激してしまいました。

 

さて販売所に戻ります。
バラはいろいろな種類があります。

ドイツではBeetroseというバラ(日本でいうFLのバラ)が人気のようで
この種類のバラが一番場所をとっていました。

自分の勘がピンとくるものを探してバラ探し。
その中でも気になったバラを3つ購入しました。

購入品

まずはボッティチェリ(Botticelli)
サーモンピンクのお色が綺麗なバラです。
名前の通り優雅で可憐できれいなピンク色に惹かれました。

そう、ベンチで休んでいた時に隣で咲いていたお花です。
これの苗を買いました。蕾つきなのでもうすぐ咲きそうです。

休憩するところ
左側のバラ

お次はジュビリー・ドゥ・プリンセス・デ・モナコ
(Jubilee du Prince de Monaco )

この気品。
外側の赤いラインが花弁に入り、バラの美しい形を際立たせています。

白色にじわっと赤色が広がるかのような花色です。
モナコ王妃に贈られただけあって、上品だけど目を引く、そんな存在感のバラ。
こちらは蕾が咲いた状態で購入しました。

 

最後に
シュロッスイッペンバーグ(Schloss Ippenburg)
こちらはおいてある苗はすべて蕾のみでしたので開花が楽しみです。

シュロッスイッペンバーグが枯れそうになって復活した話はコチラ↓
ADR受賞のバラは強い!枯れかけた蕾が生き返った??!

こちらはドイツの厳しいバラの品評テストADRに合格したバラとのことで強健なバラのようです。

ADRとは…

ドイツの厳しいバラの試験に合格したバラのことをいいます。
ADRは”General German Rose Novelty Examination”の略で、

新しい品種をドイツの11箇所のADR試験場に植え、3年以上農薬を使用せずに育て審査します。
具体的な審査項目はバラの葉の健康状態、開花、強健さ、霜に対する強さ、香りなどを評価しています。

オーガニックやbio商品が多いドイツだからこそ行われる化学薬剤なしのテストなしで
3年間栽培の結果なので信頼できそう、と思ってこれに決めました。

私もまだお花が咲いていた姿を見れていないのですが、
ADR受賞ということとHPで見た花の姿が綺麗で、買ってしまいました。

 

最後は会計奥の小さなカフェでローズレモネードを飲んで休憩。
歩き疲れた体にちょっと酸っぱいクエン酸がしみわたります。

テーブルの上にはこんな風にバラを飾っていました。
さすがバラ園、可愛い♪

小さいカフェスペースなので机と椅子は5セットくらいしかなかったのですが
全部の机の上にこのようなバラの小さな花瓶があってこれまた素敵。
こんなにバラがあるならバラの切り花も惜しみなくできそう♪

 

いつかこんな庭が持ちたいな…なんて考えながら
ローズの庭園でローズレモネードを飲む至福のひと時。

ローズの香りのするちょっと酸っぱいレモネードでした。

いろんなバラが売っていて目移りしながら2時間半ほど滞在していました。
場所はフランクフルトから車でおよそ40分です。