ドイツでは10月からの冬用タイヤをしないと保険適用外?!知らなきゃヤバイ、車情報

車社会のドイツ。
どの家庭も1台は所有しているのではないでしょうか。
雪道で事故を起こしても保険適用外?!
車が朝には凍っていた?! お困りごとを招かないための事前準備が冬には必要です。
10月から冬タイヤに!
タイヤはなにを使っていますか?
普通のタイヤですか?
日本の場合、一般的にはノーマルタイヤで運転して事故を起こしても自動車保険は適用されます。
基本的には、ノーマルタイヤで雪道を走行して事故を起こした場合でも自動車保険は適用され、保険を使って車の修理などを行うことができる。例えば、雪道でスリップしてしまい、自車が破損した場合などだ。
出典:自動車保険ニュース
しかし!
ドイツでは冬タイヤの装着は義務で決まっており
冬に冬タイヤを使わないと一般的な自動車保険の保険適用外になってしまいます。
期間は明確に10月から、と決まっているものではありませんが
一般的には10月~3月までの半年間と言われています。
正確に言うと温度が7度以下になると装着しなければならないようで
そのくらいの寒さになるのが大体10月くらいなので10月が交換の目安といわれています。
ディーラーなども早めの冬タイヤ装着を呼び掛けています。
もし冬用タイヤに交換しないまま、なにか事故をおこしてしまっても冬用タイヤにしなかった自分の責任となってしまい
保険金がおりなくなってしまうかもしれません。
事故が起きてから知らなかった! ではすまされませんのでご注意ください。
特にまだ寒さが本格化していない10月,11月
暖かくなってきた3月も温度に注意しながら冬タイヤを使用するようにしてください。
タイヤ交換
タイヤの交換は慣れている人なら自分で出来ると思いますが
必要な工具を揃えたり、締め付け具合が緩かったりで車に乗っている間に何か事故が起きる恐れもあります。
海外で車の事故を起こしたら…と考えると末恐ろしいです。
一般的には車を買ったディーラーか近場の車整備会社(Mechanic shop)でやってもらう方が多いと思います。
ちょうどタイヤ交換の時期はディーラーが混み合いますので事前予約をお勧めします。
フロントガラスが凍結
冬には氷点下以下になるドイツでは車のフロントガラスやサイドミラー、バックミラーが凍ってしまうことも。
ドイツでは敷地内の地下などに専用の駐車場があるマンションもありますが、
一般的には道路沿いに車を停めたり、マンション前の屋根のない一角に停めたりするのが多いです。
そのまま朝になると窓ガラスをはじめ、バックガラス、フロントガラス、サイドミラーなどが凍ってしまった、なんて経験をする方も多いと思います。
朝の貴重な時間に雪が解けるまで待たなきゃいけないのは少しイライラしますね。。。
そんなドイツの冬を少しでも快適にすごすための必須グッズ3点です!
1.フロントガラス用雪かき
これのいいところはさっと落としたいフロントガラスの雪を簡単に落とせるところ。
朝、通勤する時に気になる部分の車やバイクの雪を取り除くのが簡単になります!
持ち手の部分に滑り止めがついているのもいいところ。
これのおかげで手袋をしたままでも滑らずに楽々雪を落とせます。
サイズも23×16㎝でとっても小さくて持ち運びも簡単。
お値段も1000円くらいで、ゴムだから車の傷も気にならない。
本当にお勧めです。
雪も降るドイツ。
雪が降ってから車に乗れない! とならないようにチェーンは先に買っておいたほうがいいみたいです。
カバーを毎日かけるのはめんどくさい、と思う方もいるでしょう。
でも車が凍結していて朝に車の雪をそぎ取る時間に比べればカバーをかける時間なんて可愛いもんです。
なれれば30秒とかからずかけられるようになります。
冬の寒ーい朝方に車の周りに立ってフロントガラスを削るよりもそもそも凍結しないようにしておくというのをお勧めします。
ただ、どうしても毎日カバーをするのがめんどくさかったり忘れていたりで
フロントガラスが凍っちゃった!なんてこともあるとありますので
合わせて最初にご紹介したフロントガラス用雪かきのスノーブラシも持っておくのがおすすめです。
※ちなみにドイツでは雪を乗せたまま車を運転するのは違法ではないです。
ただし、運転中に雪が落ちて後続車が事故を起こしてしまった場合は罪になる恐れがあります。
トラックなどの大型車が時間がないためかそのまま雪を荷台に積んで運転していることがあります。
車からおちた雪が飛んできてフロントガラスなどの自分の車に当たると本当に危険なので
雪道を走るときには前の車に雪が乗っているか確認して
雪が乗っていたら距離を多めにとるなどして安全に運転することをおすすめします。