デンマークのロイヤルコペンハーゲンの本店へ! カフェではロイコペの食器が…!食器好き必見♪

デンマークのロイヤルコペンハーゲンの本店へ! カフェではロイコペの食器が…!食器好き必見♪

ロイヤルコペンハーゲンというデンマーク王室も御用達の高級食器ブランドをご存知でしょうか。
今回はなんとデンマークのロイヤルコペンハーゲン本店に行ってみました。

高級陶磁器を扱う店内は一体どうなっているのでしょうか?
併設されているというカフェではロイヤルコペンハーゲンの食器を使うのでしょうか?

北欧といえば北欧食器など、素朴だけど可愛らしい柄が人気です。北欧には日本と違った食器がいろいろとあります。

もちろんデンマークにはロイヤルコペンハーゲン本店以外にも観光名所は沢山あります。
子供が大好きLEGO(レゴ)や歴史を残す博物館。色々とありますが、食器好きとしてはロイヤルコペンハーゲンの本店とアウトレットははずせない!

食器好きとしては一度はデンマークのロイヤルコペンハーゲン本店に行くのが夢でした。

そして遂に今回は…

そんな夢のロイヤルコペンハーゲンの本店に行けたので
店内の様子や、ロイヤルコペンハーゲンの器を使ってくれると噂の併設カフェに行ってみました♪

ロイヤルコペンハーゲンとは?

1775年創業の、世界に誇る王室御用達の陶磁器店。多くの職人たちが手がけてきた歴史ある老舗ブランド。若手デザイナーの作品から伝統的なデザインのものまで、いずれも一流品を取り扱っており、店内には優雅な雰囲気が漂う。併設のカフェも人気。
引用元:JTB

アクセス・行き方

地下鉄 コンゲンス ニュートー広場(Kongens Nytorv)駅から0.3km、徒歩6分。
ロイヤルコペンハーゲンの本店は
高級店が立ち並ぶ、いわば日本の銀座通りのようなところにありました。

住所


Royal Copenhagen Flagship Store
Amagertorv 6
1160 Copenhagen K.

ロイヤルコペンハーゲン本店の外観

私が行ったときはちょうどお店の入り口を改修工事していました。ロイヤルコペンハーゲン本店の外観

工事中のせいで
゚+*:;;:*ロイヤルコペンハーゲン*:;;:*+゚ のキラキラ感、優雅な感じが薄れています;

そして工事のせいで入り口が少しわかりにくかったのですがちゃんと看板がありました。

看板

改修工事中ではないときに行った人はこの看板はないかもしれません。

ちなみに隣には系列店のGEORG JENSEN。
このお店は別記事のアウトレットに行った際にも併設されていたお店です。

ゲオルグジョンソン

このお店の隣は天下のLouis Vuitton(ルイヴィトン)。

それではさっそくお店に入っていきます。

店内へ

入った瞬間、テーブルコーディネートされたロイコペのお皿たち。

テーブルコーディネート
画面奥にはイースターエッグがぶら下がっている

美しい。

 

この後もいくつもテーブルコーディネートは出てくるのですが、お店に入ってすぐのコーディネートはお店としても自信作なのだと思います。

ちょうど私が行ったときはイースター前だったのもあって、ピンクと金を基調とした豪華なコーディネートでした。

素敵!
しかし、日本でロイヤルコペンハーゲンを見たことがある人は疑問に思う方が多いはずです。

こんなロイヤルコペンハーゲンを見たことがない!
こんな豪華なお皿、日本のデパートや公式通販で見たことありますか?
私はありませんでした。

私がロイヤルコペンハーゲンと言われて思い浮かべるのは白地に青で繊細なお花が描かれている”ブルーフルテッド”のシリーズです。
でもこちらロイヤルコペンハーゲンではそのブルーフルテッドももちろん取り扱っていますがそれよりももっと高級ラインを多数取り揃えております。

コップもあります。
見るからに高級そうなロイヤルコペンハーゲンのコップ。

おそらく胡蝶蘭のシリーズだったでしょうか。
繊細なお花の柄が美しいです。

有名なカップ

4800コロネ/ 658€のお皿。

デンマークの通貨は?

デンマークはEU圏内です。
しかし通貨はユーロ(€)ではありません。
国内の通貨はDKK(コロネ)という単位を使っていますが、観光地などではユーロでも支払えるようになっており
料金の欄の所には国内の通貨のDKKとEUの通貨のユーロと2つで書かれています。

4800コロネ/ 658€のお皿を日本円に換算すると、およそ84,000円のお皿です。

!!!
これぞ高級食器。

上品な絵柄と金の装飾
超豪華なお皿

2019年のイースターエッグが全種類。さすが本店です。

2019年のイースターエッグ

1つ、169DKK/24€
イースターエッグは日常使いしないものなので、ちょっと使いづらいですがお値段はお手頃。

青を使った涼し気なテーブルコーディネート。

落ち着いたテーブルコーディネート
良く見るとコップとボウルがデコボコとしていたりと穏やかなようでエッジの効いたデザインです。

店内はこのようにテーブルコーディネートと食器とがどちらもあり
他の食器と組み合わせて使うとどうなるかをイメージしやすくなっています。

 

奥に進むと2階に進む階段と外のカフェに行く扉があります。
私はカフェは最後にゆったりと楽しみたかったので2階に進みました。

 

二階へ
2階に進むドキドキで写真も震える

店内2階はどうなっているの?

あがってすぐのところは混んでいたので奥まで進んでから振り返って撮ってみました。
2階のフロア

このように食器売り場の近くに見本のようなテーブルコーディネートが置いてあります。

サンフラワーのテーブル

これは日本でも販売されているエレメントシリーズを使ったコーディネート例。

今までのコーディネートに比べるとあっさりとしており日常使いに向いていそうです。

この後はお洒落な渡り廊下を渡ります。

渡り廊下

ここから少し世界観が変わります。

豪華な世界へ

綺麗な食器、そして調度品としての食器たちがちらっと見えます。

豪華なティータイムの始まり。
豪華

 

小さなお部屋には豪華なソファとクッション。

貴族の間

それに合う、ティータイムグッズ。
上にはシャンデリアと奥には優雅な微笑みを浮かべた女性の絵画。
左は食器棚。

豪華な食器

さりげなく置いてあるお値段も凄まじいことに。

およそ33万円。

まさに貴族だったらこんなティータイムをするのかなぁと想像が膨らむ空間です。

2階の階段を上がってすぐ左には部屋があり、そこでは
PIA ANDERSENとロイヤルコペンハーゲンのコラボ品などの紹介と販売をしていました。

歴史

 

そして反対にはA~Zまでのイニシャルマグカップ。

イニシャルマグカップ

アルファベットをもとに小花が散っておりとっても可愛い。
ブルーフルテッドのお皿と同じシリーズのお花なので合わせて使うと統一感がでそうです。

こちらはコペンハーゲン空港の免税エリアにも同じものが売っていましたが、空港ではすべてのアルファベットの取り扱いはないようでした。
こういったすべての種類を置いてあるのは本店だからこそ、という感じがします。

 

そしてガラスのコップも一堂に会していました。

透き通るガラスの美しさ

ロイヤルコペンハーゲンってガラスも取り扱っているんですね。
確かにテーブルコーディネートを見てもガラスのお皿を取り入れることで軽やかさというか爽やかさがプラスされているように感じました。

限定のイヤープレート一覧

イヤープレート

これがロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートです。青と白の濃淡で描かれたお皿は他の商品とはまた違った雰囲気。
お皿の下には記念イヤーが書いてあるので自分が生まれた年のイヤープレートを探してみると楽しいかもしれません。

さぁそして、お目当てのロイヤルコペンハーゲンのカフェでございます。

併設カフェの場所

併設カフェはどこにあるのでしょうか?

カフェはロイヤルコペンハーゲンのお店に隣接しています。

カフェが見える
お店の中からちらりと見える隣接カフェの様子。

カフェへの行き方

カフェへの行き方は2つあります。

1.店内の中の扉から行く方法
2.一度外に出てお店の右側から行く方法
せっかくデンマークに来てロイヤルコペンハーゲン本店まで来たなら、
絶対にカフェにも行くのをお勧めします♪
ただし注意点もあるのでこれから感想と一緒に伝えていきます。
それでも食器好きにはおすすめしたいスポットです。
それではいざカフェへ!
カフェへの道
左のピンクで囲ってあるドアから出て、
ピンク色の矢印の方向に進むとカフェへ。
灰色の矢印に進むとケーキと紅茶を選べるようになっています。
席に座ると店内の様子がチラリと見えます。
カフェの中からお店を見る
さっそく席に座ったのですが、店員さんが見当たりません。
それもそのはず、このお店店員さんはたったの一人!
で、メニューをください、というとあるけど使っていないこと、

ケーキはチョコか、ベリーか、ナッツか、ムースかという風にざっくりと聞かれました。

え、どうしよう、メニューとかないの?とびっくりして
どんな感じかしりたいのですが・・・と聞くと、

「そこの台にあるものがすべてなのでちょっと見てそれで注文してね。紅茶の茶葉も置いてある」とのこと。
なんと!
こんな高級そうなカフェなのに注文はケーキを自分で見に行き注文するのだ、と少し衝撃でした。
びっくりはしましたが、その店員さんがお母さんのような雰囲気もあって
ちょっとケーキみてみてね!♡ のようににこっとしていたので、私は嫌な感じはしませんでした。
ケーキ置き場に見に行くと・・・
ケーキの種類
ロイヤルコペンハーゲンのお皿にケーキがおかれています。
どれも素敵。
ケーキを決めたら、隣に茶葉があったので紅茶の茶葉も決めます。
紅茶は4種類。
ウーロン、ダージリン、アールグレイ、ホワイトティーの4種類です。紅茶4種
さっそく決めて席につきます。
ちょうど店員さんが来たときに注文します。一人しかいないのでタイミングが大事。
私たちはベリーのケーキとアールグレイ、
チョコケーキとホワイトティーを注文しました。

どんなお皿で来るのだろう、とワクワクの瞬間です。

そして注文したものが来ました・・・!エレメントのお皿でケーキを食べる

2種のケーキと紅茶
うん、素敵。
素敵は素敵なんですが、お皿のシリーズと色がそろってません笑

右の1つが無地、あとはエレメントシリーズの黒2つとブルーエレメント。

こうなると、無地のお皿もブルーエレメントに揃えてほしかったな、というのが正直なところでした。
そして、写真には写らないようにしたのですが実は無地のティーカップのソーサー欠けていました;
欠けたお皿
確かにソーサーだからかけても口に当たらず問題ない、といえば問題ないですが
でも高級食器店のカフェ、しかもロイヤルコペンハーゲンの本店併設カフェで使うには少し相応しくないと思いました。
しかし、ケーキをお皿に乗せると雰囲気出ますね。
すごくお洒落。可愛い。
店員さんが一人だったので片付いていないところもあり、他の人の食器を眺めたりもしていました。
こちらの席ではブルーフルテッドのプレーンでケーキが出てきたようですね。
誰かのお皿
こちらの席ではブルーエレメント。
ティータイム
他にご家族でいらしている方のテーブルはブルーエレメント・ブルーフルテッドが混じっていました。
ここのカフェ、店員さんが1人おらずその店員さんが裏の方に引っ込んでしまうと
せっかくお店に新しいお客さんが来ても、えっ、店員さんいないしどうしよう? となってそれで帰っていくお客さんを30分の間に3組見ました。
かと思えば、常連さんなのかこのカフェで待ち合わせをしているようで他のご家族と落ちあっていた方たちもいました。
せっかく来たから、あの食器買おうかな~でもアウトレットもあるしなーなんて現実的なことを考えながらティータイムを30分ほど楽しみました。
お会計を店員さんにお願いすると渡されたのはこの紙。
レシートもざっくり
「これを持って、カフェの出入り口にいる女の子にお金を支払ってね」と言われました。
めちゃくちゃラフ。
この紙、内訳もなにもなく、本当に白い紙にただ料金が書かれているだけ。
しかもこの料金の150DKKは日本円でおよそ2,427円。
思ったより安かったです。

というか、私たち会計時にようやく値段を知れました。だってメニュー表くれなかったので笑
とはいえ、雰囲気的にお高~い感じではなかったのでおそらくそこまでしないかなという気持ちと
せっかくデンマークまで来たのだから多少高くてもそれでもここでカフェしたいという気持ちでいました。
ところで、ケーキと紅茶を2人分で2,427円って高いのでしょうか?
一般的には高いと思いますが、ここは王室御用達のロイヤルコペンハーゲン。
私は素敵なお皿で楽しむというのも含まれていると思えば妥当なお値段だと思います。
例えば日本でミルクレープが有名なHARBSというケーキ屋さんでは、ケーキと紅茶を頼むと一人1,200円くらいします。
ロイヤルコペンハーゲンのカフェに行く前はお値段がわからなかったので、もしかしたら1人3000円とかひょっとしたらもっと高いかも、と思っていました。
普通のお店でケーキとカフェを頼んだとしてもおそらく1000円程度はしてしまうのでこのお値段はお安いと思います。

注意点

写真をみてお気づきの方も多いとは思いますが、いくつか注意点があります。

店員が1人しかいない

誰もいなかったら座って待っててもいいと思います。
実際に座って店員を待っている方たちもいました。
1人しかいないのでタイミングが悪いと店員を待ったり注文が来るまでの待ち時間が長くなるかもしれません。

ケーキはケースに入っていない

屋根があるところでケーキ置き場があったので雨で濡れることはないにしても
ケースに入っているわけではないので気になる方はいるかもしれません。

高級感はそこまででもない

カフェの食器はロイヤルコペンハーゲンのものを使っているが揃っていなかったり、お皿がかけていることもあります。
これってどうなんでしょうか?
実際にもし自宅に来客が来て端が欠けたお皿を出したら・・・失礼に当たりますよね。
うーん、個人宅でかけたお皿をどうするのかは自由ですが、お店では使わない方がいいのでは? と思ってしまいました。
そしてカフェはカフェですが、ソファは1つしかなくあとは普通の木製の椅子なので家具などは普通の椅子、テーブルです。
私は食器好きで天下のロイヤルコペンハーゲンが併設カフェでどんな食器をどんなふうに使っているかに興味があったのでとても楽しめました。
しかし日本の帝国ホテルのような高いサービスやホスピタリティはここにはないです。
普段から高級品に囲まれ、高いサービスを期待している人にとっては少し物足りない内容のカフェになるかもしれません。
カフェの出口から振り返って、最後にカフェの様子をパシャリ。
そして、こちらが外からのカフェへの入り口。
カフェはこちら、とかそういった看板が一切ないのでわかりにくいです。

お店の前。外観。

そして私がこのカフェで一番驚いたのは、なんとこのアイス売りの女性にさきほどの紙を渡し、お金を払ったのでした!!!

いやー、びっくりです!
店内の食器のお値段は高いものの、実際には種類があり日常使いにも適したものもあったり、
カフェで、ロイヤルコペンハーゲンのお皿に囲まれて、お茶とケーキを楽しんだりと有意義な旅になりました。

ちょっと思っていたのと違う、というところもありましたがそれも旅の醍醐味。
食器好きの方、ちょっとした休憩をできる特別なカフェをお探しの方、ロイヤルコペンハーゲン本店に行ってみてはいかがでしょうか?

ちょっとロイヤルコペンハーゲン高くてきつい…という方は同じくデンマークのコペンハーゲンにあるアウトレットがオススメ!
ロイヤルコペンハーゲンアウトレットへ。お値段は?どれだけお得に購入できる?

私はこちらでロイヤルコペンハーゲンをGETしました♪