ロイヤルコペンハーゲンアウトレットへ。お値段は?どれだけお得に購入できる?

ロイヤルコペンハーゲンアウトレットへ。お値段は?どれだけお得に購入できる?

ロイヤルコペンハーゲンという食器ブランドをご存知でしょうか。
高級陶磁器ブランドとして有名です。
今回はそんなロイヤルコペンハーゲンの本社のあるデンマークの都市コペンハーゲンに行ってきました。
アウトレットはどれくらいお安い? 傷は? 違いはあるのでしょうか?

ロイヤルコペンハーゲンとは?

ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)は、デンマークの陶磁器メーカー。正式名称は「ロイヤル・コペンハーゲン陶磁器工房」(The Royal Copenhagen Manufactory)。絵付けはすべて手描きで、製品の裏側にはロイヤルコペンハーゲンのマークと、アーティストのサイン、シェーブナンパーが入れられている。

古くから日本の古伊万里染付の影響を強く受け、手描きによるコバルトブルーの絵柄が特徴。1868年から制作されている下絵の手描きのブルーバターン「ブルーフルーテッド」はベストセラーのひとつ。ブランドの特徴である唐草模様パターンとレース技術は繊細で格調高く、世界中で愛されているが、中でも特に日本人の人気を集めている。1908年以来欠ける年なく続いているイヤープレート(クリスマスプレート)も人気商品のひとつ。
引用元:Wikipedia

言葉でいうより現物を見てみてください。

例えば、ブルーフルッテッドシリーズのお皿やカップは見たことがある方もいるのではないでしょうか?
プレーン

このお皿1枚,日本のデパートで買うと15,000円ほどします!
お高~い!!!
なんでこんなに高いのでしょうか???

お高い理由はどういったものでしょうか?
そしてこのお皿、お得に購入する方法はあるのでしょうか?

あります!!!

高価なロイヤルコペンハーゲンをお安くお得に購入できるところがあります。
それがデンマークの首都コペンハーゲンにある
ロイヤルコペンハーゲンのアウトレットです。

アウトレットの住所

アクセス・行き方

最寄り駅はメトロのFasanvej(ファサンバイ)駅です。
アウトレット最寄り駅
駅のホームから上にあがって駅を出ると・・・

駅の外観

右手に路線図の書いてある柱、目の前に横断歩道があります。

最寄り駅からの道順
信号を渡らずに左方向に直進

目の前に信号があります。この信号の奥にスターバックスコーヒーがあります。
この信号を渡らずに、スターバックスに向かって立って左側の方向に
5分直進するだけです。

道はとっても簡単です。

道路沿いを進んでいきます。

方向

5分くらい歩くと看板が見えてきました!!!

看板
テンションがあがります。

 

着きました!

日本語でもようこそ

 

日本語でもアウトレットと書いてあります。

ロイコペアウトレット入場

入ると店内は階層が二階に分かれています。
2階はジョージ・ジェンセンという系列店のアウトレット、
1階(半分地下のようになっています)がロイヤルコペンハーゲンのアウトレットです。

ロイヤルコペンハーゲンアウトレット

どっちから回るか一瞬悩み・・・

ロイヤルコペンハーゲンのほうはめちゃくちゃ時間がかかるとわかっていたので
上のジョージ・ジェンセンから。
ごめんなさい、ジョージ・ジェンセンというブランド今回初めて知りました。

キッチン雑貨やアクセサリーなどが置いてありました。

シックなキッチン雑貨

50%OFFではありました。
ロイコペを早く見たくて焦る気持ちからピントずれてます・・・すみません汗

キッチン雑貨

そして!!気になる地下のロイヤルコペンハーゲンはどうなっているのでしょうか???

ロイヤルコペンハーゲンのアウトレット店内は?

狙っていた「ブルーフルッテッド」シリーズ、「ブルパルメッテ」シリーズ、マグカップ、イヤーアイテム、イースターアイテムなどが置いてありました!

広さはぱっと歩けば30秒ほどでぐるっと歩けてしまうほどの大きさで品揃えはすべてではないものの有名どころは押さえている感じです。

今までビリレイボッホのアウトレットもいったことがありますが広さはビリレイボッホのほうが広いです。

店内
店内の最奥から写真を撮っても入り口の方が見えます

 

ブルーフルッテッドはデコレーション番号(デザイン番号)『No. 1』がつけられ、全てのブルーフルーテッドの製品の裏側に書き込まれています。
No.1というところからもわかる通り、ロイヤルコペンハーゲンの代表作とも言えるデザインです。そんなブルーフルッテッドはプレーン、ハーフ、フルの3種類があります。
この3種類の違いはお皿の“ふち”の違いです。

どれもお安くて迷ってので比べてみます。

ブルーフルテッド シリーズの違いは?

ブルーフルッテッドのプレーン、22cm

プレーン

プレーンはお皿のふちがなにもなくシンプルなのが特徴です。

お値段、59.32€
1€=130円と計算すると、7,712円。
(以下同じように1€=130円で計算していきます)

日本のロイヤルコペンハーゲン公式通販では14,040円(税込)
およそ半額!

ブルーフルッテッドのハーフレース、22cm

ブルーフルッテッドハーフ

ふちがすこし豪華になりました。鱗のような半円でふちを彩ります。

こちらはお値段、71.78€=約9,331円
日本公式通販では19,440円(税込)
やはりほぼ半額ですね。

ブルーフルッテッドのフルレース、19cm
フルレース

こちらはプレートに22cmがなかったので19cmで比べます。

お皿のふちは丸くくりぬかれたものが連続しており、繊細なデザインです。
綺麗で素敵~♡
こちらはお値段、124.52€=約16,188円
日本公式通販では32,400円(税込)
日本円と比べるとだいたいどれも半額でお安くなっています。
(後述しますが、ここから更に免税されて15%前後安くなります。)

せっかく来たからフルレースにしようか、と考えました。
しかしフルレースで揃えるとなるとかなりお金が飛んでいきます…
うーんと悩んでいるうちに、これお皿のふちの丸の間がそのうち汚れてしまうのでは? という懸念が芽生えました。

お家にお手伝いさんがいたりしたら別なのでしょうが、
この丸い穴を汚れがたまったら漂白するのかな、ちゃんと落ちるのかな?など思うと少しうーんとなってしまいました。

次回来たときはお金持ちで
「汚れたら、また新しいのを買えばいいじゃない♪」とさくさく大量に購入したい、そんな決意を胸にしました。

迷っていると店員のお姉さんが話しかけてくれました。
どれにしようか迷っていると伝えると店員さんは「組み合わせてもいいのよ!」と言って
大きめのブルーフルテッド プレーンの上にハーフを重ねたり
大きめのブルーフルテッド フルの上にプレーンを重ねたりとアレンジをしていました。

こんな風に使うといいのよ、と言って接客してくれました。
しかし普段お皿重ねてご飯食べないです・・・

お皿onお皿の構図はお洒落だと思います。
でもしないんですよね汗
ずっと疑問なのですがお皿を土台として使ったらその都度、洗うのでしょうか???
見た目は汚れてはいないかもしれないですが細かーい汚れは飛んでいるから洗うのでしょうか?
そんなことを思うととてもお皿なんて重ねて食事できません。

ということでお皿を重ねるというのは情報として仕入れるのみにとどめ、私は迷いに迷ってハーフレースを決めました。

せっかくなので他の疑問も聞いてみることに。

ロイヤルコペンハーゲンのアウトレット品の理由

ここに置いてあるものの8割くらいはセカンドクオリティ。
日本でいうB級品です。

なにが違うのか、を聞いてみました。
すると・・・

お皿にとっても小さな気泡があったり、書いているときについてしまった点があったりする。
また検品をきちんとしてちょっとでもおかしいところがあれば1級品からはじくけど、ほとんどわからない。と教えてくれました。
こうやって小さな違和感でも大切にして1級品からはじくのがロイヤルコペンハーゲンの高価な理由とおっしゃっていました。

なるほど…高いにはそういった理由もあるのね。
と思いながら確認してみます。

ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルテッドの場合、柄がしっかりしているので気泡は言われてみればわかるという程度でほとんどわかりませんでした。
お皿によっては確かに筆からはねてついたような点があるものがありましたが、頻度でいえば20枚に1枚あるかないか、それよりも少ないかくらいで
綺麗なものばかりでした。

ロイヤルコペンハーゲンの裏側の秘密

せっかくなのでお皿の裏側についても聞いてみました。
セカンドクオリティのものは後ろのロイヤルコペンハーゲンのマークのところにひっかき傷のような傷がついています。
この傷は1級品ではない、という印だ、と教えてもらいました。

またロイヤルコペンハーゲンのマークの近くにはサインがありよくみると
お皿ごとにサインが違います。

どうしてでしょうか?

サインの違いは?

これはこのお皿の手描きを担当した職人のサインだそうです。
職人によって多少の癖があるので同じ職人の食器は似たような癖をしています。

フルーテッドのハーフ22cmで店内に出ているものを使って店員さんと一緒に裏返して確認させてもらいました。
すると、サインのようなマークが違います。

例えば、RSのように書いてあります。
これは手描きした職人がわかるようにと職人のサインだそう。
手描き、ということの証でもあるとおっしゃっていました。

職人は沢山いるのでサインは沢山あり、お皿の後ろのサインはバラバラですが、よく見ていくと2つ同じサインのお皿がありました。
これは珍しいことのようで普通サインはバラバラになってるそうです。つまり、サインが同じということは同じ職人が描いたお皿がそこに2枚ありました。

お皿の個性

お皿ごとに個体差があってその個体差が味があってそれでロイヤルコペンハーゲンを好きなんです、と店員さんは語ってくれました。
お皿の個性? え~!?なんて思う方も多いと思うのですが解説してもらうと違うんですよね、微妙に。

ちょっとお花が大きかったり、線が薄めだったり。
いろいろです。

店内にはほかにもいろいろ置いてありました。

マグカップや楕円のお皿などもありました。

「ブルーフルテッド メガ」シリーズも。
これは青色ではなくシックな黒タイプもありました。

 

マグカップ
他にはクリスマス用の置物なども置いてあります。

クリスマスオブジェ

イヤープレートも。
イヤープレート

前年の、2018年バージョンのイースターエッグも販売されていまいした。

品揃えは?

アウトレットに行くとなると気になるのは品揃えですよね。
品揃えは変化しますが、私が行ったときの品揃えを覚えている限り書いてみます。

ブルーフルテッド プレーン、ハーフ、フルレース各種 深皿 各サイズ
ブルーフルテッド メガ
ブルーフルテッド メガ(黒)
カラーエレメンツ

ボウル、スタイルカップ、マグカップから
バター置きや花瓶、四角いお皿、ぼこぼことしたデザート皿など変わったものもありました。

置いてなかったもの

アルファベット マグ&プレート
ホワイトフルーテッド
ブラックフルーテッド
ホワイトパルメッテ
ホワイトエレメンツ
ブルーパルメッテ アニバーサリー
フローラなど

※あくまで私が行ったときのことです。
品揃えは日々変化します。

持ち帰り方法

デンマーク在住の方はそのまま持ち帰れますが、普通の日本人やEU在住の人は持ち帰るのに苦労しますよね。

そんな方もご心配なく!
日本にもEUにも配送してくれます。
しかも配送するときは保険料が自動的に含まれるようになっていて万が一われたときでも新しいものを送ってくれるそう。

もし割れていたら?

心配だったのでもしも割れたらどうなるか聞きました。
もし割れていたら、写真をとってメールをすれば新しいものを送るそうなので安心です。

免税もできます

日本への配送の場合はその場で19%お値引きしてくれます!
空港での面倒な手続きは一切なし!
免税手続きをしたことない人も安心で、ただパスポートを見せるだけです。

このお手軽さで19%引きはすごい。
でも実際には配送料と保険料が上乗せされるので19%引きされた値段+保険料を含んだ配送料となります。

配送料と保険料は大きさと重さによって変わるとのことでした。

当たり前ですが、EU圏在住の方は免税できません。
デンマークはDKKという通貨でユーロ(€)ではないので一見EUではないような感じもします。
しかし通貨は違うもののEU加盟国なのでEU在住者は免税できないのですね。

まとめ

日本のデパートや公式通販で購入するのに比べるとおよそ半額で購入できるロイヤルコペンハーゲン。
B級品ではあるもののお求めやすいお値段になっています。

せっかくデンマークの首都コペンハーゲンに来たのでロイヤルコペンハーゲンの本店もあります。
本店はカフェが併設されておりロイヤルコペンハーゲンのお皿を使って接客してもらえます。

次回は本店のレポートとお皿を使ってくれたカフェについてご紹介します。
デンマークのロイヤルコペンハーゲンの本店へ! カフェではロイコペの食器が…!食器好き必見♪